ご挨拶
私は熊本県行政で30年、あらゆる行政実務を経験しました。例えば、県の総合計画策定や県のエネルギー政策の責任者としてエネルギー総合計画の立案に関わり、財政部局では8000億円に及ぶ県予算の査定、編成作業、健康福祉部局では介護保険計画を含む高齢者保健福祉計画の策定、農林水産部局や環境部局では許認可等の規制行政にも携わりました。また、市町村では副市長、市長を経験したことで市町村全体の政策推進、議会対応や政治の世界も含めその実態について精通しています。さらに民間企業では役員、顧問を経験しました。それら過程で特に感じたことは、国、県、市町村等は人、物、金、情報、権限など全てを有していますが、それら資源がフルに活用されているとは言い難い現実です。
一方で、地域には志高く、日夜奮闘する数多くの中小企業等があります。民間企業の目線から見れば、まだまだお役所は敷居の高いところ(実際はそうではないのですが)で、なかなかお役所が持つ社会資源を有効活用するまでには至らないケースが多いのが実情です。
地域の活性化は、地域経済の振興が基本です。そのためには地域を支える地場の中小企業等の成長、発展が不可欠です。
そこで、中小企業等各種団体と自治体等公的団体との橋渡しを行うことで、自治体等お役所が有する人、物、金、権限、情報等を企業等のために有効に活用する、ある意味、役所を使いこなす、使い倒す手立てを具体的に助言する。官民連携の総合コーディネートで、官民双方がより良くなるような世界を創りたいと念願し、2020年3月、株式会社日本創生慶を創業しました。
弊社の目指す方向は、これまでの行政、政治、民間企業経営者等の様々な実体験を踏まえ、官民が連携し子や孫に誇れる日本を残していく「日本創生」を形にしていくことです。
子どもの頃の夢は、NHK連ドラでも紹介された牧野富太郎博士のような植物博士になること。今でも植物、花が大好きで季節の花を写真に収め毎日Facebookで発信しています。趣味は園芸で自宅マンションの花壇を居住者の皆さんと季節の花で飾り楽しんでいます。また、花鳥風月をこよなく愛し、自然を愛でながらの山歩きや散歩にいそしんでいます。最終的には、枯れ木にパッと花を咲かせることができる花咲か爺さんになりたいと願っています(笑)。
好きな本は、倫理法人会の「万人幸福の栞」や松下幸之助氏の「道をひらく」、鍵山秀三郎氏の「一日一話」などです。
好きな言葉は「来た時よりも、より美しく、より豊かに、より元気に、です。官民連携で、自分が生まれてきた時よりは、この世を去る時までに、この世の中を少しでも、より美しく、豊かに、元気にしていきたい。人との出会いについても同様です。今を大切に、今日一日を、微力ではありますが、そのような時間に使っていきます。
2025年3月
事業概要
コラム
- いつの時代にあっても人材育成が企業の課題・挨拶、返事、後始末の徹底 ・心持ち、心境が何より大切 ・素直な心で、明朗、愛和、喜働 ・「我」がじゃまをするをいかに理解するか(自分で限界を作る。いい話が入ってこない) ・即行、即止 ・考え抜き、行動に移し、それを継続 […]
- トップの覚悟、本気度が全てである周囲に、他に原因があるのでは決してない。今の現状、結果は、全ては自分、トップの覚悟と本気度にあるのである。全ては自分に原因があるのであるから、対処策も無限にある。
- 人生で最も大切なことどんな道を歩むにしても、世のため、人のために、自己の最善を尽くすことが何よりも大切なことであること